こんにちは!高校生の時に小麦アレルギーを発症した海月です。
近年、大人になってから突然、小麦アレルギーを発症する人が増えているようです。
私も高校生の頃に初めて症状が現れ、その後も大人になってからも症状に悩まされました。
この記事では、高校生だった私に初めて起きた小麦アレルギーの症状と、その原因を突き止めるまでの過程、そして対策について、体験談としてお伝えします。
「大人になってから小麦アレルギーなったかも?」と不安に思う方の参考になれば幸いです。
このブログの内容は、私個人の体験談や見解を基にしたものであり、専門的な医療アドバイスを提供するものではありません。
小麦アレルギーやその他の健康に関する問題については、必ず医師や専門家に相談してください。
本ブログの情報は参考程度にご利用いただき、ご自身の健康状態については専門家の指示に従ってください。
大人になってから小麦アレルギーを発症したときの初期症状

最初に感じた違和感と軽い蕁麻疹
高校3年生の頃、私は朝いつも通り朝食を摂り、食後30分ほどして家を出ました。
そして、自習室に行くために30分ほど歩いて移動し、自習室に到着後は座って勉強していました。
勉強しているうちに、少しずつ脇や肘の内側がかゆくなり始めました。
最初は皮膚が少し赤くなっただけでしたが、次第にぽつぽつと軽いじんましんが出てきました。
これまでじんましんが出たことはなかったため戸惑いましたが、この時のじんましんはあまりひどくなかったため患部を冷たいペットボトルで軽く冷やす程度でかゆみを和らげることができました。
症状が悪化し、全身に広がった蕁麻疹
初めてじんましんが出てからも、しばらくは病院には行かずに普段通り過ごしていました。
しかし、その後も何回か通学中にじんましんが出てしまい、強い痒みが出るようになりました。
じんましんも初めて出た時よりもかなり広範囲に地図を描くように出るようになっていました。
そして、ある日通学中に顔を含む全身に蕁麻疹が出て、耐えきれないほどの痒みが出てしまいました。
小麦アレルギーの症状が出たときの初期対応と病院受診までの流れ

初めての皮膚科の受診
通学中に顔を含む全身に蕁麻疹が出た時に、痒みに耐えきれず学校の近くにある皮膚科を初めて受診しました。
受診時には、じんましんは大分落ち着いていたので、蕁麻疹が一番ひどいときの写真を見せましたが、皮膚科の医師からは蕁麻疹の原因特定は難しいと言われました。
この時は、根本的な原因が分からなかったので、かゆみ止めの塗り薬と蕁麻疹を抑える飲み薬を処方してもらいました。
一時的なセルフケアと薬での対応
その後、しばらくは原因が分からずいつ蕁麻疹が出るか予測できなかったため、外出時には必ず薬を持ち歩くようにしていました。
症状が出た直後は、冷やしたり処方してもらった薬を使ったりして自己対応していました。
この頃は、受験勉強のストレスでじんましんが出ているのだろうな、という程度にしか考えていませんでした。
大人になってから小麦アレルギーが出た原因を探る過程原因の推測

食事と運動を見直して気づいた共通点
その後、繰り返しじんましんが出てしまうので、自分の食事や行動を振り返るようにしました。
じんましんが出た時に食べた物や行動をメモしていくと、朝食後に10分以上歩いたり走ったりしたときにじんましんが出ることが多いと気付きました。
特に、朝食にトーストとヨーグルトなどの洋食を食べた時にじんましんが多く発生していたため、小麦製品や乳製品が原因ではないかと考えました。
夜ご飯に小麦製品や乳製品を摂取しても蕁麻疹が出なかったため、インターネットで調べて運動誘発の食物アレルギーの可能性を疑い始めました。
運動誘発のアレルギーを調べていくと、食物依存性運動誘発アナフィラキシーというアレルギー反応があり、小麦、えび、果物が原因となることが多いということが分かりました。
特定の食べ物を摂取した後に運動することで引き起こされるアレルギー反応です。
一般的な症状として、まず皮膚にじんましんが現れ、重症化すると呼吸困難やめまい、失神、吐き気、腹痛などの症状も引き起こされる場合があります。
さらに進行すると、アナフィラキシーショックに至る可能性がある重篤なアレルギー反応です。
小麦を避けて分かった体の変化
私は甲殻類や果物を朝食に食べることはほとんどなかったので、 小麦が原因ではないかと推測しました。
そして、試しに朝食のみ小麦製品を避けるようにしたところ蕁麻疹が出なくなったため、自分は小麦の食物依存性運動誘発アナフィラキシーだと確信するようになりました。
食物依存性運動誘発アナフィラキシーに関する私の経験について、こちらに詳しく書いています。
【まとめ】大人になってから小麦アレルギーを発症!発覚のきっかけと初期症状
高校生の時に経験した小麦アレルギーの発症と、その原因を突き止めるまでの試行錯誤の過程をお話ししました。
じんましんの原因が特定できず、不安な日々を過ごしましたが、自己観察を続けることで少しずつ原因特定に近づきました。
この経験から、何か異常を感じたらすぐに専門医を訪れること、自分自身の体調や食事内容をよく観察し、記録することが大切だと感じました。 アレルギーの原因は一見分かりにくいものですが、根気よく探ることで解決の糸口が見つかることもあります。
この記事が、同じように悩む方の参考になれば幸いです。
次回は、アレルギー外来での診断の詳細や、その後の生活の変化についてお伝えします。




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