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【体験談1】大人の小麦アレルギー発覚の経緯

【体験談1】大人の小麦アレルギー発覚の経緯 | Adult Experience of Discovering Wheat Allergy アレルギー

こんにちは!高校生の時に小麦アレルギーを発症した海月です。

この記事では高校生だった私に初めて起きたアレルギーの症状と、その原因を突き止めるまでの体験談をお伝えします。
皆さんにとって、アレルギーの可能性を考える一助となれば幸いです。

注意事項

このブログの内容は、私個人の体験談や見解を基にしたものであり、専門的な医療アドバイスを提供するものではありません。
小麦アレルギーやその他の健康に関する問題については、必ず医師や専門家に相談してください。
本ブログの情報は参考程度にご利用いただき、ご自身の健康状態については専門家の指示に従ってください。

初めてのアレルギー症状

腕のかゆみに耐えきれず腕を掻く女性 | Woman Scratching Itchy Arm Due to Irritation or Allergy

高校生の頃、私は朝いつも通り朝食を摂り、食後30分ほどして家を出ました。

自習室に行くために30分ほど歩いて移動し、自習室に到着後は座って勉強していました。

勉強しているうちに、少しずつ脇や肘の内側がかゆくなり始めました。
最初は皮膚が少し赤くなっただけでしたが、次第にぽつぽつと軽いじんましんが出てきました。

これまでじんましんが出たことはなかったため戸惑いましたが、この時のじんましんはあまりひどくなかったため患部を冷たいペットボトルで軽く冷やす程度でかゆみを和らげることができました。

初期の対応

塗り薬の容器 | Ointment or Cream Container for Topical Use

初めてじんましんが出てからも、しばらくは病院には行かずに普段通り過ごしていました。

しかし、その後も何回か通学中にじんましんが出てしまい、強い痒みが出るようになりました。
じんましんも初めて出た時よりもかなり広範囲に地図を描くように出るようになっていました。

そして、ある日通学中に顔を含む全身に蕁麻疹が出てしまい、痒みに耐えきれず学校の近くにある皮膚科を初めて受診しました。

その時受診した皮膚科の医師からは蕁麻疹の原因特定は難しいと言われ、かゆみ止めの塗り薬と蕁麻疹を抑える飲み薬を処方してもらいました。

その後、しばらくは原因が分からずいつ蕁麻疹が出るか予測できなかったため、外出時には必ず薬を持ち歩き、蕁麻疹が出た時は薬を使って対処していました。

原因の推測

パンとペストリーの盛り合わせ | Assorted Breads and Pastries in a Bakery Setting

繰り返しじんましんが出てしまうので、自分の食事や行動を振り返るようにしました。

じんましんが出た時に食べた物や行動をメモしていくと、朝食後に10分以上歩いたり走ったりしたときにじんましんが出ることが多いと気付きました。

特に、朝食にトーストとヨーグルトなどの洋食を食べた時にじんましんが多く発生していたため、小麦製品や乳製品が原因ではないかと考えました。

夜ご飯に小麦製品や乳製品を摂取しても蕁麻疹が出なかったため、インターネットで調べて運動誘発の食物アレルギーの可能性を疑い始めました。

運動誘発のアレルギーを調べていくと、食物依存性運動誘発アナフィラキシーというアレルギー反応があり、小麦、えび、果物が原因となることが多いということが分かりました。

食物依存性運動誘発アナフィラキシー

特定の食べ物を摂取した後に運動することで引き起こされるアレルギー反応です。
一般的な症状として、まず皮膚にじんましんが現れ、重症化すると呼吸困難やめまい、失神、吐き気、腹痛などの症状も引き起こされる場合があります。

さらに進行すると、アナフィラキシーショックに至る可能性がある重篤なアレルギー反応です。

食物依存性運動誘発アナフィラキシーについて詳しくはこちらに書いています。

私は甲殻類や果物を朝食に食べることはほとんどなかったので、 小麦が原因ではないかと推測しました。

そして、朝食のみ小麦製品を避けるようにしたところ蕁麻疹が出なくなったため、自分は小麦の食物依存性運動誘発アナフィラキシーだと確信するようになりました。

まとめ

高校生の時に経験した小麦アレルギーの発症と、その原因を突き止めるまでの試行錯誤の過程をお話ししました。

じんましんの原因が特定できず、不安な日々を過ごしましたが、自己観察を続けることで少しずつ原因特定に近づきました。

この経験から、何か異常を感じたらすぐに専門医を訪れること、自分自身の体調や食事内容をよく観察し、記録することが大切だと感じました。 アレルギーの原因は一見分かりにくいものですが、根気よく探ることで解決の糸口が見つかることもあります。

皆さんも、異変を感じたら放置せず、適切な対応を心がけてください。


次回は、アレルギー外来での診断の詳細や、その後の生活の変化についてお伝えします。

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