こんにちは!グルテンフリー歴5年の海月です。
最近は「グルテンフリー」という言葉を耳にすることが増えてきましたが、実際にはどのようなものかご存知でしょうか?
私は小麦アレルギーを患い、5年以上グルテンフリー生活を続けています。
この記事では、この生活を通じて得たメリットや苦労した点、そして実際にどうやって日々の食生活を工夫しているのかをご紹介します。
これからグルテンフリーを始めたい方や興味のある方に、少しでも参考になれば幸いです。
このブログの内容は、私個人の体験談や見解を基にしたものであり、専門的な医療アドバイスを提供するものではありません。
小麦アレルギーやその他の健康に関する問題については、必ず医師や専門家に相談してください。
本ブログの情報は参考程度にご利用いただき、ご自身の健康状態については専門家の指示に従ってください。
グルテンフリーとは?
グルテンフリーとは、小麦、大麦、ライ麦に含まれるタンパク質「グルテン」を避ける食事法です。
グルテンはパン、パスタ、ピザなど、多くの加工食品に含まれているため、日常生活での注意が必要です。
特に、小麦アレルギーやセリアック病、グルテン不耐症の方に推奨されている食事法です。
私自身、小麦アレルギーを患っており、グルテンを摂取すると蕁麻疹などのアレルギー症状が出てしまうため、グルテンフリー生活を送っています。
グルテンを除いた食生活に切り替えた結果、アレルギー症状が軽減し、生活の質が向上しました。
私の小麦アレルギーの症状の詳細については、こちらに書いています。
グルテンフリーが注目される理由
グルテンフリーが注目される理由はいくつかありますが、主な要因として次の2つが挙げられます。
- セリアック病やグルテン不耐症の認知度が向上し、その治療法としてグルテンフリー食が広まったこと
- アスリートやセレブリティがグルテンフリー食を取り入れ、その効果を公表したこと
例えば、プロテニス選手のノバク・ジョコビッチ選手は、グルテンフリー食を取り入れたことで、体調が改善し、パフォーマンスが向上したと公言しています。
ジョコビッチ選手は、グルテン摂取が原因で疲労感や集中力の低下に悩まされていたそうですが、グルテンを除去することでこれらの問題が解消され、世界トップクラスの成績を収めることができたようです。
このように、グルテンフリーはセリアック病やグルテン不耐症に対する効果や、アスリートや著名人による発信を通じて注目されています。
セリアック病やグルテン不耐症について詳しく知りたい方は、専門的な情報をインターネットや専門書で調べてみてください。
グルテンフリーが注目される理由として小麦アレルギーは主な要因ではないようですが、グルテンフリーの人気が高まることでグルテンフリー対応のレストランや商品が増えるのは嬉しいことです。今後さらに広まっていくと良いなと思います。
グルテンフリー生活のメリットとデメリット
メリット
グルテンフリーの最大のメリットは、体調の改善です。
セリアック病やグルテン不耐症、アレルギーの方はグルテンを控えることで、症状を軽減することができます。
当たり前ではありますが、小麦アレルギーの私の場合はグルテンを控えることでアレルギー症状が出なくなり、体調が良くなりました。
また、グルテンフリー生活を始めると、湿疹やニキビが改善したり、ダイエット効果を感じる方もいらっしゃるようです。
これは、腸内環境が良くなることや、小麦を含む高カロリーの食事を避けるようになることが関係しているのかもしれません。
私自身も、グルテンフリー生活を続けることで腸内環境が改善したように感じます。
大半のジャンクフードを食べられなくなったこともあって、一時的に肌トラブルが減り、体重も減少しました。
しかし、今ではグルテンフリー生活に慣れてしまい、その効果をあまり実感できなくなっています。
これは、小麦製品の代替品を使って自宅でグルテンフリー料理を作っているため、揚げ物なども普通に摂取しているからかもしれません。
デメリット
一方で、グルテンフリーにはデメリットもあります。
グルテンを含む穀物には、鉄分、カルシウム、食物繊維、ビタミンB群などが含まれています。
グルテンフリーに切り替えることで、これらの栄養素が不足するリスクがあります。
さらに、市販のグルテンフリー製品は通常の製品よりも高価で、選択肢が限られていることが多いです。
外食時には選べるメニューが少なく、友人との食事で不便を感じることもあります。
また、グルテンに対してアレルギーや過敏症がない方は、グルテンフリーは健康効果を感じられないことが多いようです。
むしろ、必要な栄養素を摂取する機会が減るリスクがあるため、健康な人にとっては不要な制限かもしれません。
グルテンフリー生活の始め方
グルテンフリー生活を始める際、すぐに全てのグルテンを除去するのは難しいと思います。
セリアック病やグルテン不耐症、小麦アレルギーのようにすぐに対応が必要な場合を除き、段階的にグルテンフリーを進める方法をお勧めします。
段階的な移行
①一部の食事をグルテンフリーに変える
まずは、朝食や間食など、一部の食事からグルテンフリーに変更することから始めてみると良いでしょう。
朝食を和食にしたり、グルテンフリーのパンやシリアルを試してみたりすることで、無理なく移行することができます。
②自宅での食事をすべてグルテンフリーにする
朝食をグルテンフリーにしても問題がなければ、次に自宅での昼食や夕食もグルテンフリーのメニューに変えていきましょう。
小麦粉や小麦製品を家に置かず、代替品を使用するようにします。
③外食でもグルテンフリーのメニューを選ぶ
徐々に外食もグルテンフリーにしていき、最終的には1日のすべての食事がグルテンフリーになるように進めていきましょう。
自宅での料理の工夫
まず、小麦粉を使用している場合は、小麦粉の代わりに米粉や片栗粉などのグルテンフリーの粉を使用することをお勧めします。
次に、普段使っている食材や調味料の食品ラベルを確認し、成分表をしっかりチェックしてグルテンが含まれていないものを選びましょう。
パスタや餃子の皮、カレールーなどの製品には小麦が含まれているので、グルテンフリーの代替品に置き換えると良いです。
和食にはグルテンを含まないメニューが多く、食材を変えることなく料理できる場合が多いです。
ただし、醤油に含まれる小麦が気になる場合は、グルテンフリーの醤油を使用しましょう。
また、インターネットやインスタグラムで「グルテンフリー レシピ」と検索すると、たくさんのレシピが見つかります。
この機会に新しい料理に挑戦してみるのも良いでしょう。
外食のコツ
外食時にグルテンフリーの食事をするのは少し難しいかもしれません。
チェーン店の場合はアレルギー情報がまとまっていることが多いので、アレルギー情報から小麦が含まれているかどうかを確認できます。
アレルギー情報やグルテンフリーの表示がない場合は、ためらわずに店員さんに直接確認しましょう。
また、事前にレストランのウェブサイトでメニューを確認しておくのも良いと思います。
【体験談】グルテンフリー生活の感想
私は小麦アレルギーを患い、5年以上グルテンフリー生活を続けています。
グルテンフリー生活を始めたばかりの時は、今まで食べることができていたパンやパスタ、ラーメン等が食べられないことに対するストレスを感じていました。
しかし、徐々にグルテンフリーの代替製品を使った料理を探したり、グルテンフリーのレストランを新規開拓したりすることでグルテンフリー生活を楽しめるようになっていきました。
生活の中で感じた最大の変化は、体調の改善です。
グルテンを除去したことで、アレルギー症状の蕁麻疹が出なくなり、毎日の生活がより快適になりました。
また、グルテンフリー生活を始めて半年くらいの間は、肌のトラブルが減少し、体重を少し落とすことができました。
一方で、外食の際に選択肢が限られる点は少しストレスでした。
グルテンフリー対応のレストランが増えてきたとはいえ、食事の選択肢はかなり少ないです。
私の場合はグルテンフリーに理解のある友人が多いため人並みに外食できていますが、まだまだ不便を感じることが多いです。
しかし、総じてグルテンフリー生活を続けてきたことに満足しています。
今後はさらにレシピのバリエーションを増やし、自分なりの楽しみ方を見つけていきたいと思っています。
まとめ
グルテンフリー生活は、セリアック病やグルテン不耐症、小麦アレルギーの方にとって症状を軽減し、生活の質を向上させる有効な方法です。
一方で、グルテンを含む食品を食べないことによる栄養不足や代替製品の高価さ、外食時の不便さなど、デメリットも存在します。
特にアレルギーがない人にとっては、必ずしも必要ない制限かもしれません。
グルテンフリーを始める際は、自分の健康状態を考慮し、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。
グルテンフリーの選択肢が広がることで、より多くの人が自分に合った食生活を見つけられることを願っています。
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