こんにちは!高校生の時に小麦アレルギーを発症した海月です。
グルテンフリー生活を始めると、まず最初に避けなければいけないと感じるのはパンやパスタのような明らかに小麦が使われている食品ですよね。
でも、パンやパスタ以外にも小麦が使われている食品はたくさんあります。
私はグルテンフリー生活を5年続けていますが、グルテンフリーを始めたときは「まさかこれにも小麦が含まれているなんて!」と驚かされることが多々ありました。
この記事では、そんな盲点になりがちな食品をリストアップしてみました!
グルテンフリー生活の参考にしていただければ幸いです。
本ブログで紹介しているグルテンフリー食品に関する情報は、私個人の経験や見解に基づいており、医学的な助言を提供するものではありません。小麦アレルギーやその他の健康上の懸念がある場合は、必ず医師や栄養士などの専門家にご相談ください。また、紹介する商品がすべての小麦アレルギーの方に安全であることを保証するものではありませんので、購入前に必ず製品のラベルや成分表示をご確認ください。ご自身の健康管理に関する判断は、専門家のアドバイスに基づいて行ってください。
意外と小麦が含まれる食べ物15選
意外と小麦が含まれている食べ物を15種類ご紹介します。
小麦が含まれる基本の食べ物についてはこちらに記載しています。ぜひ参考にしてください。
カレーライス
市販のカレールーには、とろみを出すために小麦粉が使用されていることが多いです。
合宿や修学旅行でよく提供されるメニューでもあるため、グルテンフリー生活を始めたばかりの頃はうっかり食べそうになることもありました。
このようなイベントの際には、事前に食事内容を確認したり、アレルギー対応の食事を用意してもらえるかを相談したりすることが大切です。
自宅でグルテンフリーのカレーを作る際には、グルテンフリーのカレールーを使うのもおすすめです。
私は自宅でグルテンフリーのカレーを作るとき、こちらのカレールーをよく使っています。
麩
麩は、日本料理において欠かせない食材で、お吸い物や煮物などに広く使われています。
そのため、多くの方が米や餅から作られていると思いがちですが、実際には小麦粉のグルテンが主成分です。
私自身、和食店で小麦アレルギーに対応した料理をお願いした際、お吸い物に麩が入っていたことがありました。
このように、麩が小麦由来であることは意外と見過ごされがちです。グルテンフリーを心がけている方は、特に注意が必要です。
さらに、麩を使ったお菓子「麩菓子」も小麦粉を含んでいるため、アレルギーやグルテンフリーを気にされる方はお気を付けください。
ハンバーグ
ハンバーグには、一般的に小麦粉やパン粉がつなぎとして使われます。
レストランでハンバーグのつなぎにパン粉が使われているか尋ねたところ、「パン粉は使用していません」との返答を受けたことがありますが、実際にはお麩が使われていたことがありました。
お麩も小麦を原料としているため、グルテンフリーではありません。
外食でハンバーグを注文する際は、小麦の使用についてしっかりと確認するのが安心です。
なお、つなぎに小麦製品を使っていないレストランもありますので、アレルギー対応メニューを確認することをおすすめします。
デミグラスソース
デミグラスソースは、洋食の定番ソースで、ハンバーグやオムライスなどに使われる濃厚な風味が特徴です。
このソースでも、とろみを出すために小麦粉が使われます。
グルテンフリーのハンバーグを選んだとしても、ソースに小麦粉が含まれているケースが少なくありません。
外食の際にはソースの原材料も確認し、必要であればソースを無しにしてもらうか、別添えにしてもらうのがおすすめです。
はんぺん
はんぺんは、ふわふわとした食感が特徴の練り物で、おでんや煮物など和食の定番料理に使われます。
魚のすり身から作られているため、小麦とは無縁だと思いがちですが、実ははんぺんには小麦粉が含まれていることが少なくありません。
小麦粉は、はんぺんのふわふわとした食感を作り出すために「つなぎ」として使用されることがあります。
グルテンフリーを意識している方は、はんぺんを食べる際には成分表示を確認し、小麦を使用していない代替品を選ぶことが重要です。
かりんとう
かりんとうは、カリッとした食感と甘い風味が特徴の伝統的な和菓子です。
見た目からは小麦が使われていないように思われがちですが、実はその生地には小麦粉が使用されています。
グルテンフリーを意識している方は、「米粉かりんとう」や「玄米かりんとう」のように小麦が使われていないお菓子を選ぶことをおすすめします。
ポタージュの素
コーンポタージュやじゃがいもポタージュ、かぼちゃポタージュといった、色々なポタージュが手軽に楽しめる便利なアイテムです。
自宅でポタージュを作る際には小麦粉を入れないことも多いため見逃しがちですが、ポタージュの素にはとろみを出すために小麦粉が含まれていることが多いです。
ファミリーレストランなどで提供されているコーンスープにも小麦が含まれていることが多いので注意が必要です。
外食時や市販の製品を購入する際には原材料をしっかり確認し、小麦が含まれていないかをチェックすることが大切です。
中華だし
中華だしは、炒め物やスープ、煮物など、さまざまな中華料理のベースとして広く使われる調味料です。
一見すると、小麦粉が含まれているとは思いにくいかもしれませんが、実は中華だしには小麦粉が含まれていることがあります。
たとえば、「味覇(ウェイパー)」や「創味シャンタン」などの練りタイプの中華だしには、小麦粉が使用されていることがあります。
私は小麦アレルギーを発症した後も、「味覇(ウェイパー)」に小麦粉が含まれていることに気付かずに使い続けていました。幸い症状は出ませんでしたが、現在は念のために使用を控えています。
小麦が含まれていない中華だしを探した結果、今は味の素「丸鶏がらスープ」を使用しています。
中華だしを購入する際も、やはり原材料の確認が重要だと感じています。
カスタードクリーム
カスタードクリームは、シュークリームやエクレア、タルトなど、さまざまなスイーツに欠かせない存在です。
しかし、このクリームにはとろみを出すために「小麦粉」が一般的に使用されています。
グルテンフリーの生活を送っている方は、シュークリームやタルトのような洋菓子は避けていると思いますが、実は和菓子やパフェなどにもカスタードクリームが使われていることがあります。
例えば、私が購入したイチゴ大福には、イチゴと一緒にカスタードクリームが入っていました。
大福には小麦が含まれていないと思い込んでいましたが、予想外に小麦が含まれている場合もあるので注意が必要です。
カスタードクリームは意外と様々なスイーツに使われているので、スイーツを選ぶ際には原材料に小麦由来のカスタードクリームが使われていないかを確認することが大切です。
一部のフラペチーノ
一部のフラペチーノには、小麦が含まれていることがあるため、注意が必要です。
特に、クッキーやパイ生地、さらにはフルーツクランチなどがトッピングや混ぜ込みとして使用されているフラペチーノでは、これらの素材に小麦粉が含まれているため注意が必要です。
一見、飲み物なので小麦とは無縁に思われがちですが、これらのトッピングや混ぜ込みによって小麦が含まれていることがあります。
フラペチーノを注文する際は、使用されているトッピングや混ぜ込みの素材を確認し、必要に応じて小麦を含まないカスタマイズを注文することをおすすめします。
フルーツグラノーラ
フルーツグラノーラは、栄養価が高く、朝食やスナックとして人気のある食品です。
さまざまなドライフルーツやナッツが入っており、健康的なイメージがありますが、実は多くのフルーツグラノーラには小麦が含まれています。
特に、オーツやフレークの一部に小麦粉が使用されていたり、小麦由来の成分が加えられていたりすることがあります。
グルテンフリー生活を送っている方にはグルテンフリーのグラノーラもおすすめです。
一部の米粉パン
米粉パンは、小麦粉を使わずに米粉を主原料として作られているため、グルテンフリーを意識する方に人気があります。
しかし、一部の米粉パンには小麦粉や小麦由来の成分が含まれている場合があり、これが問題となるケースもあります。
実際に、米粉パンを食べた方がアナフィラキシーショックを起こしてしまったというニュースも報じられていましたね。
米粉パンは見た目や名前から小麦が含まれていないと思われがちですが、実際には小麦が使用されていることがあるため注意が必要です。
グルテンフリーを厳密に守りたい場合は、米粉パンを購入する際に必ず成分表示を確認し、100%米粉使用のものを選ぶようにしましょう。
グルテンフリーの米粉パンもおすすめです。
ビール
ビールは、意外と小麦が含まれている飲み物の一つです。
一般的には、ビールの主原料として大麦が使用されることが多いですが、一部のビールでは風味や口当たりを向上させるために小麦が使用されることがあります。
また、発泡酒や第三のビールにも、風味や口当たりを調整するために小麦スピリッツという小麦が原料のアルコールが使用されていることがあります。
ビールを飲む際にはビールの種類や原材料に注意するようにしましょう。
トルティーヤ
トルティーヤは、メキシコ料理で使われる薄焼きパンで、タコスやブリトーに使われます。
最近では日本でもメキシコ料理店やサラダ専門店でトルティーヤを使った料理が提供されています。
トルティーヤにはトウモロコシ粉100%のものと小麦粉が含まれているものがあるため、注意が必要です。
トルティーヤを食べる際は、トウモロコシ粉100%の物やグルテンフリーであることを確認することが大切です。
自宅で料理する場合は、トルティーヤを手作りするのも良いと思います。
ポテトチップス
ポテトチップスは、薄切りにしたじゃがいもを揚げて作る定番のスナック菓子ですが、意外にも小麦が含まれていることがあります。
特に、フレーバー付きのポテトチップスには注意が必要です。
チップスそのものには小麦が含まれていない場合が多いですが、味付けに使われるシーズニングや調味料に小麦由来の成分が含まれていることがあります。
例えば、バーベキュー味やサワークリーム味では、小麦が使われていることが多いです。
さらに、「プリングルズ」のような成型ポテトチップスでは、じゃがいもだけでなく小麦粉も原材料として含まれていることがあるため注意が必要です。
ポテトチップスを購入する際は、じゃがいもをスライスしたシンプルなポテトチップスを選び、フレーバーの成分表示をよく確認することをおすすめします。
体験談
グルテンフリー生活を始めた当初、私はどの食品に小麦が含まれているかをよく理解しておらず、パンやパスタなどを避けるだけで十分だと思っていました。
しかし、グルテンフリーを続けるうちに、実はさまざまな食品に小麦が使われていることが分かってきました。
ある日「かりんとう」を食べようとしたところ、小麦粉が含まれていることを知り驚いたことを覚えています。
お茶菓子としてよく食べていたものだったので、それ以来、必ず成分表示を確認するようになりました。
また、ハンバーグやデミグラスソースにも小麦粉が使われていることに気づいておらず、いざ外食でハンバーグを注文しようとしたときに小麦が含まれていることに気が付き、残念な気持ちになったこともあります。
こうした経験を通じて、小麦は意外と多くの食品に含まれていることに気づき、グルテンフリー生活を続けるには、細かいところまで気を配る必要があると実感しました。
まとめ
グルテンフリー生活を始めると、実は小麦が含まれている食品が多いことに気がつくと思います。
今日ご紹介した15選は、その一部に過ぎません。
これからも成分表示をしっかり確認し、小麦の含有に気をつけながら、健康的なグルテンフリー生活を続けていきましょう!
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